2つの問題と2つの解決策


この2つの問題、

 

1、専門外の職員検診の読影

 

2、年2回(極少ない頻度)の突発的な読影

 

を、より省コストで・ストレスフリーな「始めやすく続けやすい」サービスで提供する。そのためには解決するための創意工夫が必要でした。


解決その1!

まず、読影についてはたくさん読んでたくさん経験してたくさん覚えるしかありません。専門外領域について、日常業務でお忙しい先生に、検診の読影をお願いするのは現実的に難しいです。幸い放射線診断専門医はあらゆる分野の画像診断に携われます。検診の読影を自分が行う事で、先生方の労力や負担を減らすことが出来ます。ほんのわずかばかりですが、先生方のお手伝いさせて頂ければ嬉しいです。

 

解決その2!

年2回、この少ない頻度に対応するために年間数万円~数十万円の電送網・サーバーインフラを準備するのは効率的ではないと、自分は結論づけました。(どうしても少なからずのイニシャル・ランニングコストが発生してしまいます。年2回の職員検診ために、完全な電送・サーバーインフラを作るのは難しいと考えるに至りました。また、年2回の少ない頻度だと、画像の登録方法や読影依頼の出し方も忘れてしまいます。データ登録や読影依頼も代行することで、お客様がよりストレスフリーになるだろうと考えるに至りました。)

 

幸い当社には自社データセンター・自社クラウドがあり、各施設用に個別のサーバー環境(仮想サーバー・インスタンスとも言います)を作成することが可能です。サーバーの問題は解決しました。

また、画像データのアップロードや読影依頼の登録も、当社には専門のオペレーターが常駐しています。

 

電送でのデータのやりとりが難しい以上、物理的な物流が頼みの綱です。「職員検診 ラクラク便」では、DVD・紙媒体(レポート)などのメディアの物流によるデータ・検診結果を授受、で実装することに致しました。

 

また、月額のランニングを押さえ・「始めやすく・続けやすい」を実現するため、「月々」の月額をやめ、「1回あたりいくら」にしました。

 

これらの施策により「毎年4月に年1回だけ」とか「4月と10月に年2回だけ」とかの、職員検診ならではの遠隔読影を、可能にしました!